オーラは肉体より先に存在する
こんにちは、かなこです。
多くの人が「肉体がオーラを発している」と思っているようです。つまり、オーラよりも肉体が先に存在する、という意味ですね。
ですが実際は逆で、オーラが肉体に先立って存在し、オーラに沿って肉体がつくられています。
今回の記事ではそれについて詳しく説明しましょう。
なぜオーラよりも肉体が先にあると思ってしまうのか
そもそもなぜ肉体の方が先に存在すると、当たり前のように思われているのでしょうか?
その理由の一つに、オーラが目に見えないことがあるでしょう。
本当は、きっと赤ちゃんの頃は見えていたのです。ですが、目に見えるものだけで構成された社会の仕組みに自分を合わせるために、成長する過程で徐々にその能力が失われていったのでしょう。
そして、目に見える肉体こそが自分という存在なのだ、と強く信じるようになり、肉体が自分の「本体」だと思うようになってしまう。オーラとは「本体」である肉体が出しているエネルギーなのだろう、と考えてしまう。
おそらくそんな感じでしょう。
ですが、真実は逆で、オーラの方が先に存在するのです。
オーラが肉体よりも先に存在する証明
それを証明する現象を2つ紹介しましょう。
①ファントムリーフ現象

ファントムリーフとは、直訳すれば「幻の葉」という意味です。
この現象は、植物の葉を半分に切断した後、キルリアン写真の技法で撮影すると、切り取られてなくなった部分も発光し、元の葉の形を幻影(ファントム)のように再現する、という現象です。(キルリアン写真とは、被写体から放出されるエネルギーの放電によって映し出されるオーラをとらえた写真です)
もしもオーラが、葉が発しているものであるなら、切り取られた葉と一緒にオーラも切り取られるはずです。ですが実際は、切り取られた葉のオーラは残ります。
このことから、オーラというエネルギー場の中に葉があった、と推測されます。
②幻肢痛
幻肢とは、切断などで失った手や足が、まるで存在しているかのように感じられることで、幻肢痛とはその幻肢が痛みを感じる現象です。
『癒しの光 下巻』(バーバラ・アン・ブレナン著、王由衣訳、河出書房新社)には、バーバラの友人の医師が幻肢に苦しんでいる女性を治療したときのことが載っています。
その女性は切断されたはずの足が後ろに折り曲げられて縛り付けられているように感じ、椅子に座る時に、その折り曲げられた自分の足の上に座ってしまう感覚があり、困っていました。
オーラを視ることができたその医師は、女性が感じているのと同じ位置にオーラの足が折り曲げられているのが視えたそうです。
そこで医師は、彼女のオーラに治療をおこない、エネルギーの足をまっすぐに伸ばしたところ、症状が改善されたそうです。
後に、女性の切断手術を担当した外科医に問い合わせたところ、足は手術の時にその通りに折り曲げられて縛られていたことが判明したとのことでした。
これらの例からも、まずオーラというエネルギー場があり、そこに肉体があることがわかります。
オーラの役割
それでは、オーラは肉体にとっての何なのでしょうか?
肉体の鋳型
オーラというエネルギー場に沿って肉体がつくられる、ということはオーラは肉体の鋳型(いがた)になっているのです。
肉体が弱っているからオーラが弱々しいのではありません。オーラが弱っているから肉体に元気がないのです。
ということは、肉体に症状や病気が出る前に、必ずオーラに何らかの不調があるということです。
「未病を防ぐ」という言葉がありますが、未病を防ぐには肉体だけ扱ったのでは不完全です。オーラの不具合が肉体に出てくる前に、オーラをケアすることが未病を防ぐ、ということです。
心(感情、メンタル)や霊性と関連
オーラはその人の感情、思考、霊性も含みます。
例えば、オーラの感情の層に淀みやブロックがあると、その人は自分の感情をあまり感じていなかったり、感情をうまく流せていない部分があると思われます。
オーラのメンタルの層に淀みやブロックがあると、精神的なクリアさ、集中力、問題解決能力などがうまく機能していない部分があることにつながります。
喜びを感じている人はオーラの中にオレンジ色が表れたり、怒りを感じている人はオーラの中に暗い赤色が表れたりと、オーラは感情や心理状態とも深く関わっているのです。
まとめ
- オーラとは、肉体に先立って存在し、肉体の鋳型になっている。
- オーラは肉体だけではなく、目に見えない心の部分にも関連している。
- 私たちが健康になろうとしたときに、肉体だけではなくオーラも含めてケアすることが大切。
この記事を書いた人

かなこ。アラスカンエッセンス認定プラクティショナー。インディゴエッセンス認定プラクティショナー。イーマ・サウンドセラピスト。2001年BBSH卒業生。元薬剤師。フラワーエッセンス個人セッション、イーマ・サウンドセラピーをおこなっている。>>イーマ・サウンドセラピーのセッションについて見る