イーマ・サウンドセラピーとは

イーマ・サウンドセラピー

こんにちは、かなこです。

今回の記事では、イーマ・サウンドセラピストの私が、イーマ・サウンドセラピーとはどんなものなのかを説明します。

イーマ・サウンドセラピーの原理と歴史

イーマ・サウンドセラピーをごく簡単に説明しますと、「サイマティクスの原理を用いた音と光の波動によるエネルギー調整」です。

それをさらに詳しく説明しましょう。

サイマティクスとは

サイマティクスとは「音が形を創る」現象のことです。

音が形を創るクールな動画がありますのでご覧ください。

この動画が示すように、音は形の創造に関係しています。これがサイマティクスです。

これを最初に実験によって示したのはスイスの故ハンス・ジェニー(イェニーとも表記される)博士で、彼は1967年に『サイマティクス』という本を刊行しました。

その後、ジェニー博士とともに研究をおこなったイギリスのピーター・ガイ・マナーズ博士は、音によって三次元の形を創り出そうと試みました。

マナーズ博士は「健康な生体の各組織は、それを作る音を発している。健康な組織の音をかけて共振・共鳴させれば、その組織を健康な状態に戻すことができる」と考え、そして、彼はそれらの音を突き止めたのです。

松下幸訓先生とマナーズ博士の出会い

イーマ・サウンドセラピーの創始者は松下幸訓先生です。

松下先生

松下先生はイギリスで厚生省の研究員として勤めていました。ある日、仕事の約束で偶然マナーズ博士と会います。

当時、松下先生の娘さんは先天性関節症を患っていたのですが、医療では何もできず、ただ石膏(ギプス)で固めた状態でした。

そのことをマナーズ博士に話すと「ああ、治るよ」と簡単に言われ、半信半疑でありつつも、娘さんをマナーズ博士のところに連れて通うと、4か月で完璧に正常になったのです。

それをきっかけに1991年からマナーズ博士に師事し、共に研究を重ね、1996年に、日本でこの技術を広めようと帰国されました。

その後、松下先生の独自の研究、音響技術の発達、デバイスに光を取り入れることにより、さらなる進化を遂げて、イーマ・サウンドセラピーが誕生したのです。

エネルギー調整とは

先ほど、イーマ・サウンドセラピーとは「サイマティクスの原理を用いた音と光の波動によるエネルギー調整」と書きました。

では、イーマ・サウンドセラピーでなされるエネルギー調整とはどんなものでしょうか。

それは、オーラの雲をきれいにし、ずれたチャクラを元に戻すことです。

詳しく説明していきましょう。

「オーラの雲」とは

その人のオーラは、その人の人生全ての記録を保持しています。

その記録はポジティブなものもあれば、そうでないものもあります。

例えば、自分にとって二度と思い出したくないような忌まわしい記憶や、思い出すだけで怒りがこみあげてくるような記憶。あるいは、大失恋などの悲しかった出来事。事故で怪我をしたなどの細胞にとってのショックな出来事。

そういった記憶はネガティブな想いを保持し、その想いは本人が意識している・いないに関わらず、後々もその人に影響を与えます。

それによって本来の在り方や生き方からずれてしまったり、その人本来の力が出せない状態になっていたりするのです。そしてまた、オーラは肉体の鋳型でもありますので、ゆくゆくは肉体にも影響を及ぼすようになります。

そのような「オーラの中にあって、その人の人生に影を落としているもの」を雲と呼んでいます

イーマ・サウンドセラピーではクライアントさんの人生の0歳から現在までの雲をきれいにする作業をします。

すると、ご本人は、その記憶を「忌まわしい」や「腹立たしい」などと感じずに、「ただの出来事の記憶」というふうに感じられるようになったりします(感じ方は個人差があります)。

そしてそうなれば、もはや、その人の人生に影を落とすものではなくなり、その人本来の在り方に戻ることができるのです。

「ずれたチャクラ」とは

チャクラとは、オーラにエネルギーを供給するための取り入れ口です。オーラは肉体に先立って存在し、肉体の鋳型になっていて、それとともに心理的なことにも関連しています。(オーラについて書いた記事は→コチラ

よって、チャクラがエネルギーを充分に取り入れることができれば、オーラのエネルギーは充実し、その人は心身ともに健康で、バランスが取れています。そして、充実した人生を送っていることでしょう。

チャクラは、本来の健康な状態であれば下の絵のように体の中心線上にあります。右や左にずれたりせずに体の真ん中にあります。

8つのチャクラ

ですが、怪我、病気、事故、ショックな出来事、ストレスなどがあったとき、チャクラは中心からずれてしまいます。

そうなると、本来のその人の状態でいることが難しくなり、その人自身の力や才能が発揮できなくなります。

チャクラがずれると起こることの例を挙げましょう。

  • そのチャクラに関連する機能が果たせない(チャクラにはそれぞれ機能があります)
  • 自分に本当に必要なものではなく、ずれたものや出来事を引き寄せる
  • 必要な栄養がきちんと吸収できない

など。

この状態が長期間放置されたり、度合いが進んでしまうと、肉体的にも不快な症状が出たり、病気になったりします。なぜなら、オーラは肉体の鋳型になっていますので、チャクラがオーラにしっかりエネルギーを供給できず、オーラが弱っていくと、やがては、その影響は肉体にも降りていくからです。

イーマ・サウンドセラピーによってずれたチャクラを中心線上に戻すと、チャクラは正常に機能し始めます。すると、自分に本当に必要なものを引き寄せることができるようになる、必要な栄養が十分に吸収できるようになる、などの良い影響が表れ始めます。

オーラをクリアにすることの意味

ここからはイーマ・サウンドセラピスト養成講座で学んだことではなく、『光の手』の著者であるバーバラ・アン・ブレナンのサイエンスに沿った私自身の認識になります。

オーラは肉体に先立って存在しますが、私たち人間存在の根源ではありません。人間の根源はハイヤーセルフの光ですオーラとはその光を物質世界に表すための媒介なのです。

ですから、その媒介に雲があると、自分のハイヤーセルフの光が遮られてしまい、そのため、ハイヤーセルフに沿った生き方をするのが難しくなってしまうのです。

イーマ・サウンドセラピーでは、オーラの雲をクリアにすることによってその人のハイヤーセルフの光がこの物質世界に表れるのを助けることができます。

では次に、実際にセッションを受けられた方にどのような影響があったのかを紹介しましょう。

クライアント様の声

今までクライアント様にいただいたフィードバックを、おおまかにまとめてみました。

体への影響

クライアント様の中には体への影響を感じた方もおられましたが、薬機法があるため、ある特定の症状に効果があった、と書くのは避けておきます。

大まかには「スッキリした」などがありました。

心(マインド、感情)への影響

まず、一番多いのがセラピー中に眠たくなった、気持ちが良かった、というリラックス効果です。

その他には「気が楽になった」「小さなことでイライラすることが減った」などの気持ちが落ち着いた系。

「ヤル気が出た」「今まで無理だと思っていたことが、『自分はできる』と確信した」と気持ちが前向きになったケースもあります。これは自分の情熱を「こんなことできるわけない」と抑えていた雲がクリアになった結果、その人が本当に心から望むものを人生で手に入れよう、と変化した例です。

「(良い意味での)自己主張、自己表現ができるようになった」「決断するのが速くなった」などもありました。「自己主張、自己表現ができるようになった」のは自己表現に関連するチャクラがその機能を果たせるようになったおかげです。「決断するのが速くなった」のは、チャクラが整ったおかげで自分に本当に必要なものと必要でないものがはっきりとわかるようになり、その結果、すぐに決められるようになったのです。

その他には「片付けと掃除がすいすいできた」というのもありました。それは、チャクラが整って自分に必要なものとそうでないものがはっきりわかるようになり、自分の周りもスッキリさせたくなった結果だと思われます。

イーマ・サウンドセラピーでは、人によって様々ですが、このような変化があります。

イーマ・サウンドセラピーがオススメな人はどんな人?

それは、受けたいと思う方ほぼ全員です。(ただしお体の状態によってはセラピーができない場合もあります)

オーラは肉体の鋳型(いがた)であり、かつ、その人の思考、感情、霊性など全てを含みます。健康なオーラあっての健康な肉体、感情、思考、霊性なのです。そしてチャクラとは、そのオーラのエネルギーの取り入れ口となっているのです。

ですので、オーラやチャクラをケアすることは未病を防ぐことであり、それは肉体だけのことではなく、メンタルや感情にも当てはまります

ですので、イーマ・サウンドセラピーはほとんどすべての人にオススメのセラピーです。

ですが、それではあまりにふわっとしていますので、例として挙げますと

  • 本来の自分の生き方をしたい
  • 人生を前に進ませたい
  • 開運したい
  • オーラ美人になりたい
  • 揺らがない自分になりたい
  • 病気まではいかないが、心身の不調を感じる
  • スポーツをしていて肉体のケアだけでは限界を感じる
  • エネルギーやチャクラに興味がある

などの方にオススメです。

また、イーマ・サウンドセラピーは医療行為やそれに代わる行為ではありませんので、効果の感じ方には個人差があることをお伝えしておきます。

イーマ・サウンドセラピーのセッションを受ける頻度

クライアント様によく聞かれるため、最後にセッションを受ける頻度について補足しておきます。

セッションの時に「イーマ・サウンドセラピーはどれくらいの頻度で受けたらいいのですか?」という質問をよくいただきます。

それはその方がどんな状態で、どこまで行きたいか、にもよります。イーマ・サウンドセラピーは必ずしも継続して受けなければいけないわけではありませんが、1回だけ受けるよりも、継続すれば、より健康や人生の大きな助けになります

私がおすすめしているのは、最初のうちは3~5回ほど連続して受けることです。頻度は1~2か月に1度、もしくは何か持病をお持ちの場合は2週間~1か月に1度くらいでしょうか。

その後はそのまま1~2か月に1度を継続してもいいですし、季節ごと、あるいは、気が向いたときに受ける、などご自身で様子を見ながら受けていただくようになります。

「健康とは、病気でない状態のことではない」と書きましたが、実際、健康には終わりがありません。健康とは生きがいや充実感も含みますので、最初は「これが健康だ。自分はここまでになれれば良い」と思っていても、人生の質が上がっていくと、それでは物足りなくなることがあります。

そんな場合でも、イーマ・サウンドセラピーはその先もサポートしていくことが可能です。

この記事を書いた人

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かなこ。アラスカンエッセンス認定プラクティショナー。インディゴエッセンス認定プラクティショナー。イーマ・サウンドセラピスト。2001年BBSH卒業生。元薬剤師。フラワーエッセンス個人セッション、イーマ・サウンドセラピーをおこなっている。>>イーマ・サウンドセラピーのセッションについて見る