フラワーエッセンスの効果はなぜわかるのか【外徴理論】
こんにちは、かなこです。
フラワーエッセンスは、その元になっているお花によって働き(効果)が違います。フラワーエッセンスの説明文を読んで、「なぜこんな効果があるとわかるのだろう」「誰が調べたのだろう」と不思議に思ったことはありませんか?
今回の記事では、その効果がどうやってわかるかを書いてみました。
エッセンスの作り手が植物と同調して情報を受け取る

まずひとつは、エッセンスを作る時に作り手が瞑想などをして植物と同調し、植物から直接情報を受け取る、という方法があります。
アラスカンエッセンスの創始者スティーブさんは「昔から植物とは話ができたんだ」と言われていました。
スティーブさんが話してくれたエピソードで印象深いものがあります。
昔、スティーブさんがまだエッセンス作りを始めていない頃、アメリカで消防士をされていて、ある時アラスカに配属になりました。ところが、ファイヤーウィードのアレルギーになってしまったのです。
ファイヤ―ウィードとは、こんな花です。

アレルギーはひどくなっていき、ファイヤ―ウィードはアラスカ中に咲いている花なので、「もうアラスカでは仕事ができない」というくらいになってしまったそうです。
そこでスティーブさんは、なぜそうなったのかをファイヤーウィードに直接尋ねたそうです。(「花とは昔から話をしていたので、花に尋ねることに抵抗はなかった」と言われていました。)
ファイヤーウィードの答えは「あなたは私にアレルギーがあるのではなく、私が提供している質にアレルギーを起こしているのです」というものでした。
ファイヤーウィードのキーワードの一つに「手放す」があります。
「確かに当時、自分には手放すものがたくさんあった」とスティーブさんは言われていました。
そして、自分を見つめる作業を重ねて手放すべきものを手放していき、ファイヤーウィードのアレルギーはなくなったそうです。
これはフラワーエッセンスを作るときに受け取った情報ではありませんが、直接花から教えてもらった例ですね。
ネイチャーワールドによるとファイヤーウィードの説明は
「『エネルギーのサイクル』というエネルギー振動を持ちます。アラスカでは山火事などのあと最初に生える植物です。古い生き方(エネルギーパターン)から脱却する助けになります(古い生き方がその人にとって不必要になった場合)。その結果、新しい生き方を始めやすくなります。また、トラウマになるような厳しい経験などのあとで、回復のための癒しのエネルギーを回りの環境から受け取りやすくなります。」です。
また、同じくアラスカンエッセンスのヤロウは「人のエネルギーフィールド(オーラ)を、全体的に強化してくれます。エネルギープロテクションを強化してくれます。」という効果があります。(ネイチャーワールドより)

ちょっと記憶が曖昧なのですがスティーブさんが「このエッセンスをつくるときにヤロウにチューニングを合わせて情報を受け取ろうと思ったけど、何も感じられなかった。どうしてだろう・・・と思っていてふと思いついた。この『何も感じられない』というのがヤロウのエッセンスの質だったのだ。ヤロウは強いエネルギーフィールドを持っていて、保護する力が強い。強いバウンダリーで守るというのがヤロウの質だった」と、作った時のエピソードをお話しされていた記憶があります。(でもちょっと曖昧です・・・)
こんなふうにそのエッセンスの質は、インスピレーションという形で植物から作り手にメッセージが来たり、あるいは、フラワーエッセンスを作っている最中に、その花の質に関する体験をすることがあります。
外徴理論

植物から直接教えてもらう以外では、植物を観察して、そのサインを読み取る方法もあります。そのサインとは植物の色や形などの見た目のことで、「シグネチャー」と呼ばれます。
植物の色形だけでなく、どんな土地や環境に咲いているのか、他の植物との関係はどうか、1輪で咲いているのか、集団で咲いているのか、上を向いて咲いてるか、下を向いてるか。季節、日当たり、どんな環境か。根っこはどんなふうになっているのか。などなどを見ていき、その植物の質をとらえることで、エッセンスの質を推測します。
これはアラスカンフラワーエッセンスの一つ、シューティングスターというお花です。

ネイチャーワールドによると「赤い、地球を向いて咲く花です。自分が宇宙から地球に生まれてきた目的を知ることを助けるエネルギー振動を持ちます。地球にせよ、会社にせよ、グループにせよ、『自分がここに属していない』という感覚を持っている人、『何をするためにここにいるのか』という感覚を持つ人に助けになります。両親が望まずに生まれてきた人のトラウマの解消にも役立ちます。」というものです。
「どこにいても自分の場所ではない」「地球が自分のすみかではない」と感じる人が、自分の使命に目覚めて地球にグランディングし、使命を果たすのを助けるエッセンスです。
グランディングが大切なのは、地球にグランディングしないと自分の使命やビジョンをこの世界で表すことが難しいからです。
説明にもあるようにシューティングスターは「地球を向いて咲く花」つまり下を向いて咲く花なのですが、つぼみのうちは上を向いているそうです。この写真でも左側のつぼみは上を向いていますね。それが、花が咲くにつれてだんだんと地球の方に向いてくるそうです。
ですので、そのシグネチャーから「地球に根ざすのを助ける」「グランディングを助ける」という働きを持っていることが読み取れます。
リサーチ

上記のような方法で大体の効果がわかったら、あとはたくさんの人に摂ってもらい、リサーチをおこないます。そのフィードバックからより細かな効果を調べていく、という流れになります。
服用する人が多ければ多いほどたくさんの症例をとることができ、そこには効果に関するなにかしらの傾向が見つかるそうです。
ただし、全てのブランドでこの方法が採用されているわけではありません。外徴理論の概念はフラワーエッセンス界では知られていますが、エッセンスを作るときに植物にコンタクトしたり、リサーチをするなどは、他のブランドでされているかどうかは私はわかりません。
おまけ

ファイヤウィードの植物の大きな特徴の一つは「山火事の後に最初に生える植物」ということです。そのことは、私は「一部の植物マニアの人だけが知っていること」と思っていました。
それが、アメリカ在住の知り合いにファイヤーウィードを知っていることを少し話したら、
「ファイヤーウィードは山火事の後一番最初に生えてきます。日本語ではヤナギラン。下から上に咲いていって、一番上が咲き終わるとその6週間後に雪が降ると言われているので、花がだんだん上に咲いていくのを見るとアラスカの人は長い冬が近づいているのを感じます」と教えてくださいました。
現地では山火事の後に咲く花というのは結構有名なのですね。そして、そんなふうにファイヤーウィードで季節を感じている、というのを聞いて、なんだか私も嬉しくなってしまいました。
アラスカの冬は長いです。太陽が出ない日もあるし。冬に対する備えや考え方も日本とは違うのでしょうね。現地の人は、そんな冬がやってくるのをファイヤーウィードで感じるのですね。
私がフラワーエッセンスとして馴染みのある植物が、フラワーエッセンスのことを全く知らない現地の人にはそれが生活に密着した植物でした。私は同じ植物の別の顔を見たような気持になりました。
この記事を書いた人

かなこ。アラスカンエッセンス認定プラクティショナー。インディゴエッセンス認定プラクティショナー。イーマ・サウンドセラピスト。2001年BBSH卒業生。元薬剤師。フラワーエッセンス個人セッション、イーマ・サウンドセラピーをおこなっている。>>フラワーエッセンス 個人セッションについて見る