フラワーエッセンスのストックボトルの保管方法
こんにちは、かなこです。
写真のような市販されているフラワーエッセンスの瓶は「ストックボトル」と呼ばれます。
多くの場合は、このストックボトルから数滴取って服用ボトルをつくり、それを飲みます。また、同じエッセンスだけをずっと続けて飲むのではなく、その時のテーマに応じて様々なエッセンスを摂るのが一般的です。
ということは、ストックボトルのエッセンスは、なかなか減らないということです。
さらに「このブランドのこのシリーズのエッセンスを一式そろえました!」というふうにたくさんエッセンスを持っている場合は、そのたくさんの中からその都度違ったエッセンスを選んで飲むことになりますので、さらに1本のストックボトルの中身はなかなか減らないということになります。
また、以前記事に書いたクロップサークルエッセンスは、手に持って瞑想したり、部屋の気になるところに置いて使います。そのような使い方をする場合、エッセンスはまったく減りません。
私はアラスカンエッセンスのほとんどすべてのエッセンスを2017年頃購入し、リサーチエッセンスもありますので200本ほど持っていますが、中身がほとんど減っていないものも多くあります。
ですので、ストックボトルは、かなり長期間保管することになるということです。
そんなとき、何に気を付けて保管すればいいのかをこの記事で説明します。
立てて保管する
まずは、立てて保管するということです。
つまり、このように立てておきます。

中はこのような状態になっています。

このように寝かせない、ということですね。

中はこうなっています。ボトルが寝ていますね。

このことはエッセンスのボトル自体にも書かれてあります。

「冷暗所で立てて保管してください」と。
これに関して、私は失敗した経験があります。
25年ほど前にFESのエッセンスを箱で購入し、何も考えずに箱ごと横に寝かせて保管していました。時々特定のボトルを取り出して服用しつつも、保管は横にしたままでした。
そのうちアラスカンエッセンスを使うようになり、FESはしばらく使ってない時期があり、その間ずっと横にしたままでした。
そして、購入してから20年ほど経過した時にそれらを見たら、それほど使ってないはずのボトルの中身がすごく減っていることに気が付いたのです。未開封のボトルも、まだセロファンがかかっている状態にもかかわらず、半分~2/3くらいに減っているものがありました。また、開封しているものに至っては、ほとんど中身がないものまでありました。(ちなみに、もちろん使用期限はとうの昔に切れています)
エッセンスはアルコールを含みますので、蒸発してしまったのかもしれないですが、どうも中身が漏れ出てしまったものもあるようでした。と言いますのが、ラベルに漏れた液の形跡が付いているボトルが何本かあったのです。
蓋はしっかり閉めていたのですが(未開封のものすらあった)、エッセンスを長期保管している間に、暑さや寒さで瓶の中の空気が膨張したり縮んだりするとともにエッセンスが漏れ出てしまったのかもしれません。
蒸発したのならボトルを立てておいても寝かせておいても防げなかったかもしれませんが、漏れ出るのは立てておいたら防げたと思います。
エッセンスの瓶は立てて保管する、という教訓を身をもって体験しました。
ただ、そのまた数年後に気づいたのですが、別のエッセンスで立てて保管していたものがあるのですが、そちらも未開封にもかかわらず量が減っているものがありました。購入して25年ほど経ったものですが、液漏れだけでなく、いくらかは蒸発してしまうようでした。
蒸留酒にも「天使の取り分」があって熟成中にいくらか減ってしまうようですし、アルコールを含んだものの長期間の保存は多少量が減るのは避けられないことなのかもしれません。実はエッセンスも天使が持って行ったのかもしれないですね、なんて考えると量が減ってしまった残念さをカバーできるかもしれません。
温度管理

ということは、温度管理もなるべく気を付けた方がいいということになります。最近は日本もかなり暑くなりました。気温が高いとアルコールが蒸発しやすくなります。家の中で、エアコンがなくて気温がどんどん上がってしまう部屋よりも、できれば、クーラーがかかって温度管理された部屋に保管した方がいいと思われます。そうすればできる限り蒸発するのを防ぐことができます。
ただ、これは「どちらかというと」ということであって、あまり気にし過ぎても良くありませんので、あくまでも「できれば」の範囲でいいと思います。保管方法の違いで2~3年後にすぐ影響が出るのなら気を付けた方がいいですが、これは10年、20年単位の話しですので。
また、「冷蔵庫に入れた方がいいですか?」と質問をいただいたことがありますが、そこまではしなくて大丈夫です。逆に、電磁波を気にしているブランドでは、温度よりも冷蔵庫の電磁波の方を気を付けた方がいいかもしれません。
ちなみに私が主に使っているアラスカンエッセンス、インディゴエッセンスは電磁波予防は気にしなくて大丈夫です。
電磁波対策

電磁波予防を推奨しているブランドがあります。詳しくはどこのブランドかわかりませんが、インディゴエッセンスではそれは言われたことはありません。
アラスカンエッセンスも創始者スティーブさんのワークショップに出た時に電磁波は気にしなくていい、と言われていました。
「エッセンスの波動と電磁波は次元が違うものであり、かつ、エッセンスをつくったときに封印している。だから気にしなくてよい」と。また、確かこうも言っておられました。「エッセンスを輸出する時にX線がかけられる。もし電磁波やそういったものの影響をエッセンスが受けるなら、X線をかけられた時点で効果がなくなってしまうだろう(つまり、そういうものの影響は受けない)」と。
ですので、私はあまり電磁波は気にしていません。
ただ、エッセンスに対する敬意や気持ちから、パソコンや機器類の近くでストックボトルを保管せず、棚の中で保管するようにはしています。
フラワーエッセンスの電磁波予防についての考え方は「フラワーエッセンスは電磁波対策が必要?」という記事にも書いていますので、興味がありましたらそちらも併せてご覧ください。
まとめ
ということで、フラワーエッセンスを長期間保管する時に気を付けた方がいいことをまとめますと、
- ボトルを立てて保管する
- なるべく温度管理されている場所で保管する
- 電磁波予防が推奨されているブランドでは電磁波を避ける
になります。
ただ、これらは数十年単位でみたときの話しです。数年単位ではそれほど影響をうけませんので、あまり神経質になりすぎず、この記事も「知識として知っておく」という感じにとらえていただければ、と思います。
補足
ちなみに、販売されているエッセンスには使用期限が書かれてあります。今回話題に出たFESのフラワーエッセンスなどは期限が切れてかなり経ったものでした。期限が切れたエッセンスはどんなふうにとらえればいいのでしょうか。
使用期限についてアラスカンエッセンスの創始者スティーブさんが言われていたのは
「商品なので販売するにあたって期限を設定しなくてはいけない。プラスチックやゴムの劣化の問題があるので、そういう意味で期限を設けておく必要がある。だけど、エッセンスの効果は、エッセンス自体がそこにある限り、その効果を保持している」ということでした。
そして、スティーブさんが実際にバッチ博士が作ったフラワーエッセンスを飲んだ時の話もしてくれました。
そのエッセンスは1920年代くらいに作られたもので、もちろん今のようなスポイド付きの瓶ではなく、コルクの栓がしてあったそうです。
スティーブさんはそれを飲んで「気絶するかと思った」、と。それくらい強かったそうです。つまり、1920年代に作られて100年近く経った(補足:スティーブさんが飲んだ当時は「100年近く」)ものでも、エッセンスはその効果を保っているということですね。
スティーブさんは「そこにエッセンスがある限り、エッセンスの効果は存在し続ける」ことの例えとして、このエピソードを話してくれました。つまりフラワーエッセンスの期限とは、ただ商品にするために設けられたものであって、エッセンス自体には関係ないということです。
レイエッセンスのセミナーに参加したときに、保存剤として入っているアルコールの話しになり、富井さんが「スティーブさんが『腐ってもエッセンスの効果は変わりません』と言って、ワークショップ参加者の爆笑を誘った」というエピソードを話してくださって、おもしろかったです。
フラワーエッセンスの期限については「フラワーエッセンスの賞味期限【過ぎたら効果ゼロ?!】」でも書いています。(ほとんどはここに書いたのと同じようなことなのですが・・・)
この記事を書いた人

かなこ。アラスカンエッセンス認定プラクティショナー。インディゴエッセンス認定プラクティショナー。イーマ・サウンドセラピスト。2001年BBSH卒業生。元薬剤師。フラワーエッセンス個人セッション、イーマ・サウンドセラピーをおこなっている。>>フラワーエッセンス 個人セッションについて見る