クライアント様のフラワーエッセンス体験談【自分の中のからくり②】
こんにちは、かなこです。
日常で感じる不快感や悩みは、実は自分の内から来るメッセージなのです。それを紐解いて自分の中のからくりを見つけると、根本から解決に導かれます。
私のフラワーエッセンスのセッションの目的の一つは、クライアント様が自分の中のからくりを見つけて、それを手放し、その人本来の人生を生きるお手伝いをすることです。
この記事では、見事にご自分のからくりを見つけたE様のセッションを紹介します。
*ご本人の承諾を得て掲載させていただいています。
E様の悩み

E様の悩みははこういうものでした。
「自分はいわゆるHSP(繊細さん)というものなのかな、と思ってしまうことがある。他の人がすることが自分の中に入ってきてしまって、会社にいると疲れてくる。なぜそう感じたかというと、先日、友人と一緒に音楽フェスに行ったらすごく元気になって、『私の力すごいな。生まれた時はこんなに元気だったのかな』と思った。それが、会社に行くとだんだん元気ではなくなった。次の日はまだ元気だったけど、その次の日、次の日・・・となるにつれてエネルギーが下がるのが分かった。他の人のことが入ってくる。人との境界線がわからない。隣の人がイライラして貧乏ゆすりしている、とか、いつもよく話している女性二人がいるのも気になる。仕事で話さないといけないのかもしれないけど…。その他には香水を付けてくる人がいたりして、色んなことが気になってしまう。嫌だなぁ、と思う」
セッションにて
そこで、マインドフルな状態になって、何が起きているのか観てみることにしました。
この時点ではクライアント様も私も、セッションで何が出てくるかわかりませんし、どこに行きつくのかもわかりません。
そこでフェスに行った時に感じたことを再現して、改めて感じてみました。すると、その時の自分は「強い」「ガードされてる」「元気」な感じがする、ということで、その感覚を充分に感じました。さらに、体のどこが強い感じがするのかを感じていただくと「中心が強い感じがする。自然な状態。安らぎがある。センタリングしている感じ」と。「ガードされている」感覚は「周りが気になっていない」状態であることもわかりました。

シーンを変えてもらい、会社に行っていただきました。すると、「匂いがして気になる。他の人がずーっと話しているのが気になる。自分は会社の雰囲気を感じている」と。「でも、自分も他の人に迷惑をかけてるんだから、と我慢している状態です」と。「実は、自分が思ってる以上に嫌だったんだ、ということがわかった」とも言われました。
様々なことがわかりましたが、これでは解決には至っていません。そこで視点を変えて、ガイドの目を借りてその状況を観てみることにしました。
そうすると、彼女の見え方が変わったのです。「(自分が)勝手に人の顔を見て『この人どうするんだろう』とか、勝手にその人のことを考えてる。勝手に相手のことを考えて、自分で消耗している。相手からすると、余計なお世話ですよね」と最後は少し笑いながら、自分が観たことを言われました。

彼女の中のからくりは、自分から相手のことを観察して、相手のことを考えて、それで消耗している、ということだったのです。相手の情報が自分に入ってきてしまうと感じていたのは、実は自分から働きかけていたのです。
彼女は「実は、自分が勝手に考えて疲れていたんですね!余計なお世話だったんですね」としみじみと言われていました。自分で体感して、腑に落としている時間です。
そしてまた、「余計なお世話ですよね」と笑いながら言われていましたが、この笑うということができるのは、自分とからくりを同一視せずに、俯瞰できている証拠なのです。自分をジャッジすることもなく、ただ俯瞰している状態です。
そこで彼女にどうしたいかを聞くと「もうこんなのやめたい」とのことだったので、ガイドにそのサポートをお願いし、サポートしてくれるエッセンスを選びました。
からくりを見つけたら、今度は日常生活でそれを手放す選択をする、ということが大切です。それをエッセンスにサポートしてもらうのです。
その後のE様
その後の経過を伺うと「あれ以来、何かラクな気がします」とのことでした。また、特に気になってしまう上司の方がおられたそうですが、その方が在宅勤務になり、あまり会社で会わなくなったとのこと。
実は、内面の変化があった時に、外の世界でも変化が起きるのはよくあることです。自分が持っているもの(周波数)が変わると、映し出すものが変わりますので、そういうことが起こります。
まとめ

不快感というのは自分の内側から来るメッセージです、と私はこのブログでもよく書いています。それは「ハイヤーセルフからずれている部分がありますよ」というメッセージです。
今回は「他の人の情報が入ってくる」という不快感を探求して、「実は自分の中にしっかりといるのではなく、他の人の方へ意識が向いていた」ということが発見されました。ここが本来の自分からずれていた部分だったのです。
セッションでそこに気が付いて、新しい選択がなされたわけです。
こんなふうにして人は本来の自分にもどっていき、ハイヤーセルフと一致した選択ができるようになっていくのです。
E様はその後もセッションを継続されて、この他にもご自身にまつわる様々なことに気が付かれました。それは、ご自身を紐解く旅でした。
そんな旅をご一緒させていただき、私もとても嬉しく思っています。
この記事を書いた人

かなこ。認定プラクティショナー(アラスカン、インディゴ)。イーマ・サウンドセラピスト。2001年BBSH卒業生。元薬剤師。フラワーエッセンス個人セッション、イーマ・サウンドセラピーをおこなっている。>>フラワーエッセンス個人セッション(対面とオンライン)について見る