フラワーエッセンスのつくり方
こんにちは、かなこです。
私たちが購入しているフラワーエッセンスは、もともとどんなふうにつくられたものなのでしょうか。不思議に思ったことはありませんか?
この記事ではフラワーエッセンスのつくり方について紹介します。
フラワーエッセンスのつくり方
太陽法
フラワーエッセンスのつくり方で一番有名なのは太陽法です。最初にフラワーエッセンスをつくったエドワード・バッチが1930年に発見した方法です。

簡単に説明しますと、よく晴れた日の午前中に、最も生命力にあふれて開花している花を、水を張ったボウルの表面を覆うように浮かべ、太陽の陽に当てます。これは花が持つエネルギー情報を水に写しとるためのプロセスです。3~4時間ほど経った頃、だいたいボウルの側面に小さな気泡がつくくらいが目安で、花を注意深く取り去ります。
そうしてできたものがマザー(母液)と呼ばれる大元のフラワーエッセンスになります。
現在も多くのエッセンスがこの方法でつくられています。私がよく使っているアラスカンエッセンスもそうです。また、アラスカンエッセンスにはジェムエッセンス(クリスタルや宝石のエネルギーを水に転写したもの)がありますが、それらもこの方法でつくられています。水を張ったボウルにクリスタルを入れて、太陽に当ててつくられます。
煮沸法
同じくエドワード・バッチが発見した方法です。この方法では、清潔な鍋に水を張り、植物を入れて30分間煮沸します。
バッチ・フラワーエッセンスの中には煮沸法でつくられているものがいくつかあります。もしかしたらその他のブランドでもこの方法でつくられているものがあるかもしれません。
その他の方法
上記以外の方法もあります。例えば、コルテPHIのエッセンスはガラスボウルの代わりに内側にクリスタルがついた石(ジオード)に水を入れて、花のそばに置いてつくられます。この方法は花を摘みません。

(ジオード)
その他にも、インディゴエッセンスのジェムエッセンスはクリスタルを水に浸けずにつくられます。ボウルに入りきらないような大きなクリスタルを用いられることもあり、水を入れたボウルをクリスタルのそばに置いてつくる、という方法がとられています。
これらのほかにも様々な方法があります。
なぜ水にエネルギーが転写できるのか

ここまで読まれた方の中には「作り方はわかったけど、ただ花を浮かべておくだけで、なぜエッセンスになるの?」という疑問を持たれた方もおられるかもしれません。不思議ですよね。
フラワーエッセンスづくりは、花が持つエネルギー情報を水に写しとるプロセスです。それは、水がエネルギーを記憶するという性質を持っているため可能なのです。
水というのは不思議な物質で、今でも様々な研究が続けられていて、「水がエネルギーを記憶する」ことは科学でもわかってきているそうですが、なかなかすべて解明することはできないようです。ですので、残念ながら、これは私がここで完全に説明できるものではありません。
ですが、携帯電話の電波、人の雰囲気から安心感や緊張感を感じ取るなど、目には見えなくても確かに存在するものがあります。それと同じように感覚の領域でとらえられるものだと、フラワーエッセンスを使う多くの人が実感しています。
こういったことはすぐに信じられなくても構いません。ただ、「そういう世界もあるのかも」と、どこかで心に置いておいてもらえたら嬉しいです。
マザーエッセンスのその後

エッセンスのマザー(母液)は、通常は門外不出です。つまり、大元のエッセンスはそのブランドでしっかりと保管され、外に出ることはありません。
私たちがお店で購入するのはストックと呼ばれるものです。水と保存料(ブランデー、お酢、植物性グリセリンなど)が半分ずつ入ったボトルにマザーを数滴入れたものです。これが各ブランドで販売されています。

そして私たちが実際に服用する時は、ストックボトルから直接服用してもいいですが、多くはトリートメントボトル(服用ボトル)をつくります(ストックから直接服用するよう指示されているものもある)。
ボトルに水と保存料入れて、それにストックから数滴入れます。何滴入れるかはブランドによって違います。また、水と保存料の割合も保存料の種類によって違います。保存料について詳しく知りたい場合は「フラワーエッセンスの飲み方【アルコールが苦手な場合】」の記事もご覧ください。
よくある誤解(精油とフラワーエッセンス)

ここまで読んでくださった方はフラワーエッセンスには物質的なものは何も入ってないことがおわかりになったと思います。
ですが、フラワーエッセンスは、悲しいかな、よくアロマと間違われます。つまり香りで人を癒すものだと思われていることがあります。香りは植物から取り出された揮発性の成分であり、目に見える物質です。こちらに香りを抽出した動画がありますので興味があればご覧ください。
一方、フラワーエッセンスは、物質は含まれておらず、そこにあるのは花のエネルギーです。ですので香りはありません。フラワーエッセンスから何か香るとしたら、保存料であるブランデーやお酢の香りです。
最後に
今回の記事ではフラワーエッセンスのつくり方を簡単に書いています。エッセンスはフラワーだけでなく、ジェム、環境、イルカ、星、クロップサークルなどなどたくさんあります。インディゴエッセンスのピンクエッセンスは花やクリスタルなどの元になる媒体は何もなく、チャネリングでつくられたものです。
こんなふうに様々なエッセンスが様々な方法でつくられていて、ここでそれらすべてを紹介するのは不可能で、初めてフラワーエッセンスのことを知った方でも混乱しないように大筋だけを書きました。
何かのお役に立てたら嬉しいです。