7つのチャクラ【チャクラを整えることは目覚めのサポートになる】

目覚めについて

こんにちは、かなこです。

今回の記事ではチャクラについて紹介しますが、これは『光の手』の著者バーバラ・アン・ブレナンが提唱する7つのチャクラについてです。私は彼女の4年制過程のヒーリングスクール・BBSHを卒業していますので、元々は7つのチャクラの考え方を土台として持っています。

アラスカンエッセンスも7つのチャクラ理論が採用されています。

イーマ・サウンドセラピーでは、8つのチャクラの概念を使っていて、私はイーマ・サウンドセラピーをするようになってそれを知りました。この理論では、おへそや口もチャクラです。

今回はバーバラの7つのチャクラを紹介します。

 

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なぜチャクラを知ることが大切なのか

それは自分のことをより深く理解でき、目覚めのサポートになるからです。

チャクラは私たちの意識(人生の領域)と関連しています。チャクラが正常に機能していると、私たちはその人生の領域を充分に生きることができているでしょう。

例えば、第6チャクラが開いていて自分の将来についてのビジョンがよく見えていても、第1チャクラが健康ではなくグラウンディングができていなかったとしたら、そのビジョンを現実化するのは難しいでしょう。

また、第1、第2チャクラが強くて、第7チャクラがきちんと機能していなければ、スピリチュアリティとは縁遠い人生になり、物質主義に偏った生き方になっているかもしれません。

こんなふうにチャクラの機能を知って、それを自分の人生と照らし合わせると、自分のことをより知れるようになります。そしてバランス良い生き方をすることで、人生の体験は拡大し、自分のスピリチュアリティを現実世界に降ろせるようになるのです。

チャクラとは

「チャクラ」という言葉はサンスクリット語で「車輪」の意味があります。車輪がくるくる回るようにチャクラも回っています。チャクラが真ん丸の形に、正しい方向(右回り)に回っていれば、そのチャクラは健康です。それ以外の回り方をしていればチャクラは健康な状態とは言えません。

チャクラの機能は主に以下があります。

  1. エネルギーの取り入れ口になっている
  2. 意識(人生の領域)と関連している

①エネルギーの取り入れ口になっているとは

私たちは物質的なご飯を食べるだけではなく、外からエネルギーを取り込んで生きています。チャクラはその取り入れ口になっています。

チャクラが健康だとエネルギーをしっかり取り込むことができ、関連する臓器にもしっかりエネルギーがいきわたるでしょう。

②意識(人生の領域)と関連しているとは

意識というのはわかりやすく言うと人生の領域のことです。チャクラが健康だと、そのチャクラがつかさどる意識を人生でしっかりと体験することができているでしょう。

では、各チャクラについて詳しく見ていきましょう。

第1チャクラ

ここでチャクラの形を説明します。バーバラのサイエンスでは、チャクラは円錐状です。円錐の尖ったところが体側で、丸い方が外側に向いています。

第1チャクラは脚と脚の間(つまり「お股」)にあり、人間が立った状態で見た時、大地に対して下向きに付いています。

関連する色は赤です。

第1チャクラは物質世界で生きるためのエネルギーの量と意志に関係しています。

真っ赤な血潮、情熱の赤などを想像すると、生きるエネルギーという感じですね。

すべてのチャクラの中で、このチャクラだけが下向き(丸い部分が大地に向いている)です。大地のエネルギーをしっかりと取り込めるように大地に向いているのでしょう。

第1チャクラはルートチャクラとも呼ばれます。ルートとは「根っこ」の意味です。植物が地面にしっかりと根っこを下ろして大地に生えているように、人間もエネルギーの根を大地に下ろしてしっかりと地球に立つ。第1チャクラは、まさにそんな働きを持っています。

このチャクラがよく機能していると次のようになります。

  • 体が元気
  • この物質世界で実現する能力が高い

このチャクラが、きちんと回っていない、他のチャクラと比べてすごく小さい、歪んでいるなど健全ではない状態になっていることがあります。原因は、交通事故や怪我で尾骨を傷めてしまうなど。そうするとチャクラはその機能をしっかりと果たせなくなってしまい、以下のようになる可能性があります。

  • 元気がない
  • 存在感が薄い
  • 物質世界で実現させにくい

このチャクラの関連臓器は脊柱腎臓で、第1チャクラはこれらの臓器にエネルギーを送る役割もあります。

第2チャクラ

第2から第6チャクラまでは体の前面(お腹側)と背面(背中側)にあります。

第2チャクラの場所は下腹で、下の絵のようになります。

 

色はオレンジ。

前側と後側で関連する意識が違います。

関連する意識は、
第2チャクラ(前側)・・・パートナーとの愛の質。セクシャルな快楽を与える・受け取る
第2チャクラ(後側)・・・セクシャルなエネルギーの量

第2チャクラが健全であれば、その人は人生において上記を充分に経験することができます。

また、チャクラはバランスが取れていることも大切です。例えば、第2チャクラ(前側)が閉じていて第2チャクラ(後側)だけが大きく開いていると、その人はセクシャルな衝動は強いが、与え・受け取るの能力を伴っていないので満たされることが難しい、ということになってしまいます。

第2チャクラの関連臓器は生殖器です。

第3チャクラ

場所はみぞおちで、やはりお腹側と背中側にあります。

関連する色は黄色。

関連する意識は
第3チャクラ(前側)・・・健全な自我機能。人間関係。
第3チャクラ(後側)・・・自分の体の健康の責任。

健全な自我機能とは「これが私だ」という感覚です。これが弱いと、自分のことをしっかり理解するのが難しくなり、その結果他の人に対して「NO」が言いにくい、とか、なんとなく言いなりになる・流される、ということが起きてきます。

また、第3チャクラ(前側)は人間関係でも重要なチャクラです。

第3チャクラの関連臓器の一つは胃であり、よく人間関係でトラブルがあったときに胃が痛んだりするのも納得できます。第3チャクラ(前側)は過酷な人間関係やその他の経験から痛んでいることや引き裂かれていることもあります。

第3チャクラ(後側)は自分の健康に対する責任と関連しています。このチャクラが健全だと、その人は自分の健康に気を使い、セルフケアがきちんとできている人でしょう。

関連臓器は胃、肝臓、胆嚢です。

第4チャクラ

場所は胸の辺りで、やはり前後にあります。

色は緑。

第4チャクラは別名ハートチャクラとも呼ばれます。「第4チャクラ」と聞いて、それがどこのチャクラか分からない方でも「ハートチャクラ」と聞けば、すぐにわかる方もおられるのではないでしょうか。

関連する意識は
第4チャクラ(前側)・・・他者への愛。他者とのつながり。
第4チャクラ(後側)・・・外界への意志。物質世界で行動を起こすこと。

第4チャクラ(前側)の「他者への愛」の他者とは人間だけではありません。動物や植物、それ以外にも鉱物などの、一見して命を持っていないものも含みます。このチャクラが開いていると他者との愛を受け取る・与えることができ、他者と愛に満ちた関係を築くことができます

また、他者のすべてを見ることができます。相手の良い所や心の美しさだけではなく、未発達でネガティブな面も見ることができます。つまり許すことができるということですね。(ただし、許すこととそれに「イエス」を言うことは別のことですが)

第4チャクラ(前側)が健全ではないと見返りを期待せずに愛を与えるということが難しくなったりします。

第4チャクラ(後側)は、行動を起こす中枢です。このチャクラが開いていれば人生で物事を達成することに肯定的で、他の人を「その達成を支えてくれる人」とみなすことができます。

逆にこのチャクラが閉じていると自分の意志と他人の意志が対立していると感じます。例えば、自分が望むものを手に入れようとすると他の人が妨げになる、という観念を持つようになります。そして、あらゆること(状況や他人)をコントロールしがちになってしまいます。

また、この第4チャクラ(後側)は活動し過ぎることがあります。何かをするときに意志の力を使い過ぎて頑張りすぎてしまうと頑張りすぎて背中がバキバキに凝ってしまったりします。

関連臓器は心臓、循環系などです。

第5チャクラ

場所は喉。

色はスカイブルー。

関連する意識は
第5チャクラ(前側)・・・自分のニーズの責任を取ること。
第5チャクラ(後側)・・・社会、職業での自己意識。

自分のニーズの責任を取る、というのは『光の手』に書いてあるのは、

「例えば赤ちゃんは乳房をあてがわれますが、栄養を得るには(自分で)吸わなければなりません。これと同じ原則が人生に当てはまります

人は成熟するにつれて自分の欲求を満たせるかどうかはより自分自身にかかってきます。このチャクラが適切に機能するようになるのは、自分の人生に欠けているものを他の人のせいにするのはやめて、自ら進んで自分が必要とするものや、欲しいものを生み出せた時です」

ということです。なんとも深い考え方です。

社会、職業での自己意識、とは、「仕事で成功していて、その仕事に満足している場合このチャクラは開いている」ということです。

関連臓器は発声器官、肺、気管支です。

第6チャクラ

場所は額。

色はインディゴ。

第6チャクラはサードアイ第3の目とも呼ばれます。

関連する意識は
第6チャクラ(前側)・・・ビジョンを見て理解する。
第6チャクラ(後側)・・・そのビジョンを実行に移すこと。

ビジョンを見る、とは

  • ここにはない遠く離れたものを視る千里眼
  • 一種の予知のような未来の映像
  • 「こうなりたい」という自分自身の将来像

などなどを含みます。

第6チャクラ(後側)はそれを実行に移す能力と関係しています。もしも第6チャクラ(前側)が開いていて第6チャクラ(後側)が閉じている場合、その人はとてもフラストレーションを感じます。なぜなら、すばらしいアイデアは思い付くのにそれを実行することができないからです。

関連臓器は左目、脳下部、耳、鼻です。

第7チャクラ

場所は頭頂。

色は白です。


この第7チャクラは、頭頂に1つだけあります。

まるで王冠のように頭にあるので別名クラウンチャクラとも呼ばれます。

私がBBSHで学んでいた時に「幼い頃からエネルギーが視えていた」という先生が、子どもの頃に人の第7チャクラを見て「あの人はどうして頭の上におっきなアイスクリームコーンをのせているのかしら」と思ったというエピソードがとても印象的でした。

第7チャクラに関連する人生の領域は

  • スピリチュアリティとのつながり
  • 自分の存在全体の統合

天に向いているこのチャクラはスピリチュアリティと関連していて、このチャクラが閉じていると自分のスピリチュアリティとつながりが持ちにくくなります。他の人がスピリチュアルな経験について話していても理解ができないでしょう。

関連臓器は右目、脳上部です。

チャクラを健康にする方法

ざっと第1~第7チャクラまでを説明しましたが、チャクラが健康であればそれに関連する意識=人生の領域が充分に体験され、充実した人生を送れることが理解いただけたと思います。

意識が拡大していくにつれ、私たちの経験の幅も拡がり、霊的にも進化していくようになります。

では、そのチャクラを健康に保つためにはどうしたらいいのでしょうか?

自分でチャクラを健康に保つ方法

7つのチャクラ

 

ここでは日常で、自分でチャクラを健康に保つ方法を紹介します。

①チャクラ体操

チャクラを開く体操です。やり方の詳細はイラストを見ながらでないと理解できないのですが、著作権の問題でここにイラストを載せることができないので『光の手』下巻P122からを参照してください。

②カラーブリージング

オーラを色でチャージするエクササイズなのですが、オーラだけでなくチャクラも含めた全体をチャージし、バランスを整えることができます。こちらも詳しいやり方は『光の手』下巻P134からを参照してください。

③チャクラに対応したエッセンスを使用する

フラワーエッセンスの中にはチャクラに対応したものもあります。アラスカンエッセンスのジェムエッセンスのルビーは第1チャクラなど下のチャクラを強めます。フラワーエッセンスのグリーンボブオーキッドやジェムエッセンスのクリソプレイズ、エメラルドなどの緑の石は第4チャクラ(ハート)に関連しています。

ただ、アラスカンエッセンスでは「このチャクラを開きたいから、これを摂る」というよりも、もっと全体を観て選びます。「このチャクラを開きたい」という考え自体が、もしかしたら偏った思考から来るものかもしれませんので、それも含めて観ていき、その時に一番適したものを選びます。

クリスタルハーブ社チャクラエッセンスは各チャクラに対応しています。私も使ったことがありますが、人間関係で第3チャクラが弱った時に(もちろん、そういう反応をしたのは私自身にもそれに対応するエネルギーがあったからです)、このエッセンスを第3チャクラにスプレーしたら、劇的に軽くなったことがあります。

セラピストにサポートしてもらう方法

チャクラをより健康にしたい、自分では気が付かないところを専門家に見てもらいたい、より速く変化を起こしたい、などの時はセラピストのサポートをもらうこともできます。それには様々な方法があります。

①イーマ・サウンドセラピーを受ける

イーマ・サウンドセラピーでは、ずれたチャクラを真ん中に戻して、その人の本来のエネルギー状態に調整します。

②ハンズオンヒーリングを受ける

ブレナン式ヒーリングでは不具合のあるチャクラに働きかけ、チャクラを再構築して健全な形に戻し、回転を正常にすることができます。ただ、どんなにチャクラが不健全になっていても、先に修復する必要がある箇所があればそちらを優先します。まずはキレーションという作業で全体を整えてから細部の調整に入ります。その時にチャクラの調整が必要だと判断されれば、それがおこなわれます。

まとめ

このように各チャクラはある特定の意識と関連していて、チャクラが開いていればそれを充分に人生で体験することができます。そしてそれは霊的な進化、つまり、目覚めにもつながっていきます。

そして、チャクラがもしも不健康な状態になっていたとしても、それを癒す方法があります。すると、その人は本来の自分らしく、充分に自分を発揮して生きることが可能になるでしょう。

【お知らせ】2025年7月27日(日)に「光の手」ワークショップをおこないます!オーラやチャクラのこと、ハイヤーセルフのことや超感覚的知覚の体験など盛りだくさんのワークショップです。上記のカラーブリージング(オーラを色でチャージするエクササイズ)もおこないます!

詳しくはこちらのサイトをご覧ください→『光の手』ワークショップについて