フラワーエッセンスはなぜ「セラピスト」でなく「プラクティショナー」なのか

コラム フラワーエッセンス

こんにちは、かなこです。

一般的にはセッションや施術をおこなう人は「セラピスト」と呼ばれますが、フラワーエッセンスの場合は「プラクティショナー」となっています。

中にはご自分がフラワーエッセンスプラクティショナーになって名刺を作ったり自己紹介するときに「肩書の文字数多いよね・・・」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかも、「プラクティショナー」という言葉は世間一般ではあまり聞きなれないですよね。

なぜフラワーエッセンスの場合は「セラピスト」ではなく「プラクティショナー」という言葉を使うのでしょう。

プラクティショナーの語源

プラクティショナーは英語でpractitionerと書きます。

それに近い言葉としてpracticeがあります。

「practiceなら英語の授業で習ったのをおぼえている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?意味は「練習、実践」です。

つまり、practitionerとは「実践する者」という意味になります。

なぜ「セラピスト」ではなく「プラクティショナー」?

なぜセラピストでなくプラクティショナー?

実は私も、誰が、いつから、どうしてセラピストではなくプラクティショナーという言葉を使い始めたのかは、はっきりとわかりません。なぜプラクティショナーなのかは、色々な解釈があると思われます。

実践を続ける人

フラワーエッセンスプラクティショナーの文字通りの意味は、フラワーエッセンスを実践する人となります。

それに加えて、おそらく、ただ実践するだけではなく、「フラワーエッセンスとの関係や理解をより深いものとし、自分のセッションをより良いものにしていこうとしている人」という意味もあるのではないでしょうか。

つまり、セラピストという資格を取って、それで出来上がりなのではなく、その後も日々学んで進化を続けていく人、ということです。

なぜならフラワーエッセンスは自分で使うだけでなく、クライアントさんと心の旅をご一緒することで教わることがたくさんあるからです。

フラワーエッセンスプラクティショナーだけでなく、どんなセラピーでも、セラピストはクライアントさんとセッションすることによってとても多くのことを学んでいます。プラクティショナーにはそれを続ける人、という意味も含まれているのではないかと私は思います。

クライアントのサポート役

もう一つは、私の個人的解釈です。

セラピストという言葉は、クライアントに対して施術を施す者とか、一歩リードしている存在、指導・アドバイスする存在というイメージがあるのではないでしょうか。

それをプラクティショナーと呼ぶことによって、「実践者であるプラクティショナーはあくまでもサポート役で、セッションの主導権はクライアントにある」という意味合いもあるのではないかと、私は思っています。

インディゴエッセンス(フラワーエッセンスのブランド)では、プラクティショナーがセッションをするときの注意として、次のようなことが言われています。

「古いパラダイムでは、セラピストはクライアントについて本人よりもわかっているという考え方でクライアントに接し、本人の意見より上に立つことがよくありました。新しいパラダイムのヒーラーは、クライアントを助ける方法を探すと同時に彼らに敬意を持ち続けてください」と。

素晴らしい考え方だと感じました。

プラクティショナーという呼び名はインディゴエッセンスがつけたのではありませんが、その呼び名には、こういった意味合いもあるのではないかと思いました。

また、パスワークというスピリチュアルワークがあるのですが、そこでもセラピストという呼び名は使われていません。「ヘルパー」という言葉が使われています。

クライアント側の人はワークする人という意味で「ワーカー」と呼ばれ、そのワーカーがワークするのを手伝う人、という意味でヘルパーなのです。

このようにセラピストという呼び名が使われない場合は、特に意味があってそうされていることも多いようです。

まとめ

と、思いつくままに書きましたが、セラピストでもプラクティショナーでも、呼び名はどうであれ大切なのはその中身ですよね。

セラピストでもプラクティショナーでも、そのような立場になった人のほとんどすべての人が日々実践され、クライアントさんに教えてもらいながら、精進を続けておられると思います。

最後に、私のBBSH時代の先生が言っていた言葉で締めくくりたいと思います。

「スピリチュアルガイドというのは効率がいいことが好きなんです。だから、ヒーラー(セラピスト、プラクティショナー)であるあなたのところには、あなたのクライアントだけでなく、あなた自身も学びになるようなクライアントを、ガイドが連れてくるんです」

私はこの言葉を聞いたときに、本当に素敵なことを教わったと思いました。

今日も読んでくださってありがとうございました。

この記事を書いた人

フラワーエッセンスのアルコールの入った瓶

かなこ。2001年BBSH卒業生。フラワーエッセンスプラクティショナー。薬剤師。フラワーエッセンスの講座、個人セッションをおこなっている。

フラワーエッセンス 個人セッションについて見る