フラワーエッセンスの効果【効果に気づきやすくなるために】

フラワーエッセンス

こんにちは、フラワーエッセンスで心の旅をするお手伝いをしているかなこです。

「フラワーエッセンスは香りがあるわけでもないし、本当に効果があるのかどうかよくわからない」

こんなふうに思ったことはないでしょうか?

はい、フラワーエッセンスの効果を証明するのはとても難しいです。

期待外れの書き出しで、すみません(汗

それは以下の理由からです。

  • 効果を数値にしたり、測定できない
  • フラワーエッセンスを飲まなかった時と比べることができない
  • あくまでも本人の主観

これらはフラワーエッセンスの効果が怪しまれている原因にもなっています(悲しいですが)。

ですが、証明できなくても、飲んだ本人が助けられたと感じるなら、それでいい、とも思います。それが一番大切なことだからです。

そしてまた、意外と、フラワーエッセンスの効果に本人が気づいてないというケースも多いのです。

今回は以下について書いてみました。

  1. フラワーエッセンスの効果
  2. 効果が表れるまでの期間
  3. 効果に気づいていないことがある
  4. 効果に気づきやすくなるために

①フラワーエッセンスの大まかな効果について

「大まかな」と書いたのは、日常においての具体的な細かい変化ではなく、もう少し大きく観た時に何が変化するかを書いたからです。

効果として現れる事細かな現象は一人ひとり違いますので、おおまかな方向性をまずは説明しますね。

もう少し細かい変化は『フラワーエッセンスの効果【体験談編】』をご覧ください。

では、見ていきましょう。

気づきをもたらしてくれる

幸せそうな女性

抽象的ですが、私はこの「気づき」というものが一番大切だと思っています。なぜなら気づくことがすべてのスタートになるからです。

「気づき」は、具体的に「あたしって本当はこうだったんだ!」と気づくこともあるでしょうし、なぜだかわからないけど涙が出てくる、というのも一種の気づきの体験です。

つまりは忘れていた自分を思い出すことです。

アラスカンエッセンスの創始者スティーブさんがフラワーエッセンス(ジェムや環境エッセンスのことではなくフラワーだけのことです)の紹介をするときに言われていました。

「もしもあなたがアラスカの大自然の中に行ったらどうなるでしょう?オーラが拡がるんです。そうしたら、そこ(オーラの中)に何があるかわかりやすくなります。何があるかわかりやすくなると、気づきやすくなります。そしてフラワーエッセンスを摂った時、それと同じことが起きるんです。つまり、フラワーエッセンスは気づきをもたらしてくれるんです」と。(再度書きますがアラスカンフラワーエッセンスの説明です。ジェムと環境エッセンスはまた別の働きがあります)

オーラの中にはその人の経験や感情や思考などが存在します。それは、過去生を含む過去のものや現在のものすべてです。中には普段の生活の中では忘れてしまっているものや、自分自身にも隠しているものもあるでしょう。

フラワーエッセンスを摂ると、それらに気づきやすくなります。

未解決になっているものに気づくと、それを解決へと導くことができます。するとそれはオーラの中で統合され、新たな自分の力となって働いてくれることになります。

フラワーエッセンスはそれを助けてくれます。

グラウンディングの強化

グラウンディング

グラウンディングについて書くと、すごく長くなるのでここでは詳しくは書きませんが、ごくごく簡単に言うと「地に足をつける」ことです。しっかりとここにエネルギー的に存在することです。

わかりやすいようにちょっと極端な例え話をしますね。

何かとんでもないトラブルに自分が巻き込まれたときに、気が動転して、思わずふわっと舞い上がってしまって、自分が何をやっているかわからなくなってしまったとき。それはグラウンディングしていないときです。

ここまでではないにしても、実は、私たちはエネルギー的にここにいなくなっていることが時々あります。

そして、本当はもっともっとグラウンディングできる可能性を持っています。グラウンディングは一生かけてするテーマとも言われています。

グラウンディングがよりできるようになるということは、それだけ自分のエネルギーをこの物質世界に降ろせるようになるということです。ですから、自分が叶えたいと思っていることをこの物質世界(いわゆる「リアルの世界」)により現わせるようになります

そのグラウンディングをフラワーエッセンスは助けてくれます。

センタリングを助けてくれる

センタリングしている女性

センタリングとは、自分の中心にいることです。ごくごく簡単に言うと、ぶれずに自分でいることです。

「自分はこれでいい」と思い、気持ちが安定することかもしれませんし、心や気持ちがあっちこっちにさまよったりしないこと、とも言えます。

それができれば、もしも周りの状況が自分が思った通りのものでなかったとしても、本当の自分自身のままで穏やかにいることができます。

フラワーエッセンスはそれを助けてくれます。

バウンダリーを強める

バウンダリーとは自分のエネルギー的な境界線のことです。オーラの一番外側の、自分と自分ではないものの境目のことです。つまり、「ここまでは自分」「ここから向こうは自分ではない」という感覚でもあります。

それが弱いと「これが自分だ」という感覚も弱くなりがちで、自分とそうではないものとの区別も弱くなりがちです。そのため、外部から自分ではないものに侵入されやすくなります。

オーラレベルでそれを見ると、他の人のオーラに押されたり、侵入されたりしています。

そんな時は自分では、圧倒されたように感じたり、本当はやりたいわけではないのになんとなく流されてやってしまったり、ついついずるずると・・・という感覚があったりします。

これは、一瞬の隙をついて起きるので、こころがけで防ぐことが難しいです。なぜなら、エネルギーのレベルで瞬間的に起こっていますので、防ぐにはエネルギーのレベルで変化させる必要があるからです。

つまり、バウンダリーを強くして、自分というものをより意識できるようになると、人間関係における一瞬一瞬の選択も、人生の選択も、より自分らしいものになっていくということなのです。

フラワーエッセンスはそれを助けてくれます。

また、バウンダリーはグラウンディングとも密接に関係しています。

過去の未解決の体験を統合(トラウマ解放)

静けさの中の女性

過去の未解決のテーマ(トラウマ)はオーラの中に凍り付いた時間として蓄えられています。私たちはそれを無意識に、あるいは意識的に抑え込んで日常生活を送っています。

でも、何かの拍子にその部分はメッセージを送ってくるのです。日常生活や人間関係で何かうまくいかないと感じたり、何らかの不快感という形でメッセージはやってきます

なぜなら、その部分は解放されるのを望んでいるから、気づいてもらうためにメッセージを送ってくるのです。

フラワーエッセンスはそこを紐解いて、それが解放されるのを手伝ってくれます。

フラワーエッセンスは、どれだけ深く自分を見つめ、変化を起こすことを意図するかによっても効果は変わってきます

②効果があらわれるまでの期間

時間と期間

これまでフラワーエッセンスの効果を紹介しましたが、では、どれくらいの期間フラワーエッセンスを摂ったらそういうことが起こってくるのでしょうか。

それは一概に言うことはできません。フラワーエッセンスを初めて飲んで効果を感じる方がいらっしゃる一方で、ほとんど何も感じられない方もいらっしゃいます。

これもまたフラワーエッセンスがまゆつばだと言われる所以なのでしょうが、本当のことなので仕方ありません。

一人ひとりのプロセスの進み具合は違いますので、効果が出るのにかかる期間も違います。すぐに効果を感じない方もおられるということは、逆に言えば、フラワーエッセンスは準備のできていない人に無理やりプロセスを起こすようなことはしない、ということです。

アラスカンエッセンスの創始者スティーブさんが言っておられました。

「トラウマを解放しようと思ってセッションを受けに来たクライアントさんがいても、すぐにトラウマ解放のためのエッセンスが出ないこともある。それより先にグラウンディングを強めるエッセンスが出ることがある」

最初から大きな変化を求めることがいつも良いことだとは限りません。

その変化を起こすために土台作りをする必要があることがあります。まずはグラウンディングを強めたり、健全な自我を作ったりの作業をして、初めて大きな変化に取り組めることもあるのです。

そうした方がその人にとってより安全だからです。

そして、その土台作りの間は、自分ではあまり変化を感じられないことが多いです。

③効果に気づいていないことがある

気づいてない女性

効果に気づかないのは別に悪いことではありません。

「あれはフラワーエッセンスの効果だろう」「あれは違うかもしれない」と一つ一つ分析したり、日常生活の中から効果を必死に探し出す必要はないです。

ただ、「エッセンスを飲んでも何も変化がない・・・」と思ってガッカリしている場合に、「実はそんなことないかもしれませんヨ」とお伝えしたいのです。

フラワーエッセンスの効果の感じ方は、状況や気持ちの変化の度合いの感じ方に比例します。

つまり、変化を感じたら、効果があったと感じます。

変化を感じなかったら、効果がなかったと感じます。

要点はそこだと思いますが、効果に気づかない理由は以下のことがあります。

変化を起こすための土台作りの最中で、効果を感じにくい

これは上に書いた通りです。これから変化を起こしていくための大切な土台作りの期間では、変化をあまり感じられないことが多く、それゆえ、効果を感じにくいです。

このプロセスは自分の中で自然に起きることなので、順番を変えたり、コントロールすることはできません。自然の流れにゆだねるしかありません。

そんな期間は、効果もあまり出てきていないように感じます。

悩んでいたこと自体を忘れたため、効果もなかったように感じる

文章だけ読んだら笑い話のように感じるかもしれません。でも、実は、よくあるのです。

以前、私がセッションをした方で「フラワーエッセンスを飲んでも何も変化を感じません」という方がおられました。私が「では、前に悩んでいた〇〇は、今はどんな状況ですか?」と尋ねたら、「あ、その悩みはもうありません」と言われました。

そう。人は悩みが解決したら、悩んでいたこと自体を忘れる、ということがあります。

そしてまた、人は自分の変化を過小評価しがちです。

何か人生のイベント(出来事)のようなものがないと、それくらいのことが起きないと、変化ではない、つまり、効果は出てない、と思っていることがあります。

私から見たら、その人は充分変化されていました。

変化が穏やかなため効果に気づきにくい

穏やかな変化の場合は効果も感じにくいです。少しずつ変化している場合、長いスパンで効果を見る必要があります。

もう長年フラワーエッセンスを摂っている友人が言っていました。

「最初は効果を感じなかった。でも続けて飲んでいて、1年くらい経ったときに周りの人から『変わったね』と言われたの。そのときに『あ、そうだね。あたし変わったよね』って自然に言えた」

この友人は、今ではティーチャーの資格も持っています。私はこれを聞いたときに「ティーチャーの資格を取ってるくらいの人でも最初はそんな感じだったんだ!」と思いました。

フラワーエッセンスはすぐに効果を感じなくても、長いスパンで見るとそうではないことがあります。

④効果に気づきやすくなる方法

手の中の明かり

フラワーエッセンスは、あまり効果や結果を追い求める過ぎると、飲むのがしんどくなります。なので、頑張って効果を探さなくてもいいとは思いますが、それでも、もしも効果をもう少し意識して感じたいというのであれば、次のことをするのもいいでしょう。

悩みとその度合いなどを最初に記録しておく

フラワーエッセンスを摂る前に「悩みの内容」と「その度合い」を記録しておくのもいいでしょう。

困っていること・悩んでいることの内容をごく簡単に書いて、それがどれくらいの度合いのものかを1~10段階で評価するのです。例えば、ちょっと悩んでいるくらいなら「1」で、すごく深刻な悩みなら「10」というふうになります。

フラワーエッセンスを摂りながら、あるいは摂った後で、それを見て振り返るのです。

変化したと自分では思っていなくても、「10」だったものが「2」になっているかもしれません。

この「数値化する」というのは自分を客観的に観るための良い方法の一つです。

日記(ジャーナル)をつける

記録しておくという意味では、上に書いた悩みの内容と度合いを書いておくことと全く同じです。

以前、「毎日日記をつけています」と言われるクライアントさんがおられました。やはり、自分自身の変化の感じ方が敏感でした。

日記をつけるということは、自分を客観的に観ることになります。

最近はケータイの日記アプリなどもあるようですし、このようなものを利用するのもいいかもしれませんね。

私自身はこのような作業を継続するのは無理なのですが・・・(こんなオチですみません)

何かお役立ちの情報が含まれていたら、幸いです。

この記事を書いた人

フラワーエッセンスのアルコールの入った瓶

かなこ。2001年BBSH卒業生。フラワーエッセンスプラクティショナー。薬剤師。フラワーエッセンスの講座、個人セッション、BBSHワークショップなどをおこなっている。>>フラワーエッセンス個人セッションについて見る